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軸組工法と枠組工法の短期接地圧検討の違い

  • ku-kan
  • 2020年7月10日
  • 読了時間: 1分

 地震時や強風時(短期)に地盤が弱いと建物がぐらついてしまいます。これの安全を確認する計算が短期接地圧の検討です。

 この検討方法は、軸組工法と枠組工法(ツーバイフォー)の指針で若干違うようです。

 軸組工法は、地耐力が約3(t/㎡)以上の時、塔状比(建物の高さ/幅)が2.5を超えた場合にこれを検討するよう指導していますが、枠組工法は特に明記していません。

 この時の建物総重量を軸組工法は地震時の重量(常時よりも軽いため建物が転びやすい)で検討するよう明記してありますが、枠組工法はその計算例を見ると、常時のそれで検討しているようです。

 さらに軸組工法の方は、短期の必要な地耐力を求めて、実際の地耐力を比較しているのに対し、枠組工法の場合は、実際の地耐力が持ちこたえられる転倒力(建物を押し倒そうとする力)を求め、実際の転倒力と比較しています(必要な地耐力は求まりません)。

                  2019年2月9日(土)調布・木構造カフェにて発表


 
 
 

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