シンポジウム「さようなら、四号特例」
- ku-kan
- 2024年1月27日
- 読了時間: 1分
東京大学で開かれたシンポジウム
「さようなら、四号特例」に参加してきました。
2025年の法改正をめぐり、
はじめに行政側からの説明と、工務店側から今後の取り組みが話された後、
審査機関、ソフト開発者、木造研究者、プレカット業者の方々も加わった
パネルディスカッションも行われました。
最も印象に残ったのは、プレカット業者のお話。
プレカット図を作成するにあたり、場合によっては
施工者側から、アンカーボルトやホールダウン金物の位置、
サッシのおさまりまで記入を求められていること。
これだけでもプレカットとは関係ない作業なのに、
さらに最近は、壁量計算、N値計算(金物計算)まで求められているとのこと。
作業が増える一方だと嘆かれていました。
ここまでいくとこれはもはや構造設計業務で、
対価はもらえているのか、
また、なにか後で問題があった時に責任の所在はどうなるのか、
こういった物件は基礎の設計はちゃんとやっているのか、等
様々な心配や疑問が残りました。

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