詳細屋根構面を学んで思うこと
- ku-kan
- 2020年5月25日
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木造軸組工法の指針書「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」(通称「グレー本」)が2008年度版から2017年度版に改訂されました。
軸組工法の構造設計の中でも、特に屋根構面は苦労するところですので、そこに注目してみると、細かいところで計算内容が結構変わっていることが見て取れます。
試しに同じ仕様の屋根を計算してみたら、一般に新基準の方が強い結果が出るようです。
一方適用範囲については、その条件の項目が増え、以前よりかなり厳しくなっているようです。
つまりおおざっぱに言うと、適用範囲を厳しくした代わりに、いつも構造設計者が苦労している屋根構面強度を緩和した、ということができるのではないでしょうか。
2018年5月19日(土)調布・木構造カフェにて発表











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