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在来工法とツーバイフォー(1)

  • ku-kan
  • 2021年3月18日
  • 読了時間: 2分

「木造で在来工法とツーバイフォーって、どう違うのですか?」

専門外の方からよく聞かれます。


例えばツーバイフォー工法の建物の模型を作るとしましょう。


厚紙に割り箸を糊で等間隔にポンポン貼って、

これを立てれば壁になります。

4つ作って囲えば部屋ができます。

さらに3つ作って囲えばとなりの部屋ができます。

もひとつ作って上に伏せれば、上の階の床ができます。

という具合に面で構造体をつくっていくのがツーバイフォー工法です。

実際の建物では厚紙にあたるのが構造用合板、

割り箸にあたるのが壁の場合2インチ×4インチの木材で、

これがツーバイフォー工法の名前の由来です。

(正式には木造枠組壁工法といいます)


ツーバイフォー工法はイメージとすると、

ティッシュペーパーの箱に近いのに対し、

在来工法(正式には木造軸組工法)は、

よく公園にあるジャングルジムに近いです。

柱と呼ばれる鉛直材と梁と呼ばれる水平材で骨組みを構成します。


実際には間取りにより、2階柱の直下に必ずしも1階の柱があるわけではなく、

梁の上に上階柱がのるところの方が多いのですが・・・。

またジャングルジムのように柱と梁がガチガチに固められているわけではないので、

地震時や強風時に建物がひしゃげてつぶれないように、

壁を合板や筋かいで頑丈にしています。

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